ハースストーンを1年遊んでの振り返りと感じたこと

毎日ブログ書こう。そう思っていた時もありました(遠い目

 

5月8日にハースストーンをプレイし始めて1年経って以来、いつか書こうと思っていた内容についてです。

 

ハースストーンをプレイした1年間を振り返って

(1)目標を振り返る

 特にブログには書いていませんでしたが、ハースストーンを始めるにあたり1年目の目標というのを設定していました。下記の3点です。

①日本選手権への出場

②全ヒーローのゴールデン化

③通算10000勝

 

それぞれについて振り返ります。

①日本選手権への出場・・・未達成

 現在は日本選手権はなくなっていますが設定当時の意味合いとしては1シーズン1回以上の100位フィニッシュという想定でした。

日本選手権のボーダーが7ptだったので1度の100位フィニッシュの5点+毎月レジェンドで達成可能な7ptであれば頑張れば達成できるのではないかと考えて設定しました。

 結果としては2016年夏季日本選手権は参加できず未達成。

 その後、同じく世界大会への道として設けられたアジア選手権への出場も出来ませんでしたし、シーズン末のラダーにつきましても、11月と3月のTOP100が2回あるのみで設定時の想定達成プロセスも満たしていません。完全に未達成です。

 

②全ヒーローのゴールデン化・・・未達成

 6月頭にパラディンが光って達成しましたが、5月8日時点ではパラディンを除く8ヒーローのみだったため未達成です。設定当時の意味合いとしては、細かい方式などは理解していませんでしたが大会が自分の得意なヒーローだけで戦えるルールではないということだけ聞いていたのでじゃあ全ヒーロー使えるようになるべきだろう、ということで設定しました。

 結局その時自分が勝てるデッキばかり使った結果、シャーマンがAsia、NA合わせて3200勝、パラディンが520勝とかなり差が出てしまいました。

 設定した時の自分どこに行ったの?

 

 

f:id:Ombre:20170616210142p:plain

 

③通算10000勝・・・達成

 4月10日の時点で達成していました。

 意味合いとしては、プレイ回数を維持するためのモチベーションとして設定しました。

 

結果、1/3達成・・・先生の一言:もっと頑張りましょう

 

 

(2)感想

①思ったよりすぐ勝てた

全然目標達成できてないのに何言ってるんだ!と怒られそうですが、

 5月8日に開始し、初レジェンドは5月17日に達成でき、その過程も初日にランク8、3日目にはランク5の中頃にいての達成だったので思ったよりスムーズに「勝つために最低限必要な知識」は身につけられた方ではないかと思っています。

 勝率51%以上を達成できるそれなりの知識さえあれば元々MagicOnlineで1カ月150QP貯めたことがある自分の粘り強さ、試行回数でカバーできるのでレジェンドは早期に達成できるとは考えていましたが、思っていたよりもずっと早く達成できました。

 当時プレイ時間以外にもレジェンド上位だったLoyanの配信を見て自分なりに疑問を解決しながらプレイできていたのは良かった点だったと思います。なお達成時はZoo

 

②思ってたより強くなれなかった

 ①で言った通り、レジェンドというある程度のレベルはすぐに達成できたのに対して、月末ラダーやジャパンメジャーのような重要な場面では勝ち切ることができませんでした。

 これは自分の地力がそういった場で勝てる人達と比べ低いからだと感じています。

 これは例えば新しい強いとされるデッキが出てきた時に、上位のプレイヤーは勝てているのに自分が使っても全く勝てないというのを何度も経験して痛感しました。具体例を上げると、レノメイジ、ミッドレンジパラディンです。

 振り返ると、TOP100を達成した11月はミッドレンジシャーマン、3月はアグロシャーマンと既に環境が完成しきった状況、かつデッキリストも研究がし尽くされ固まった状況での達成でした。

 自分が強かったから勝っていたのではなく、デッキが強いから勝っていただけなのです。

 逆に、デッキさえ強ければ勝てる、というハースストーン、さらに言えばTCGの真理を実感しました。

 

 

(3)今後

 正直、春季選手権への出場ができなかったときは「勝てないしハースストーンは辞めてもいいかな」と思っていました。ただ、失敗の中でもハースストーンは勝てる可能性があるゲームかも知れないと思う部分があったのも事実です。

 そう思った部分の例として一つを挙げると、上位プレイヤー同士でも考え方が違うことが多く、更に自分とそのプレイヤー達と考え方が違うことが多いということです。

 プレイだけではなくデッキの相性評価などにおいて上位プレイヤーの間でも分れることがあるということは、ハースストーンがチェスや将棋と違い、完全に理論が固まったものでないということを示しています。

 またその上位プレイヤー達と違う考え方であることは自分の考えが間違っているときは彼らから多くを学べるということであると共に、仮に自分の考え方が正しいのであれば時間・リソースをかけてプレイしている彼らの単純な劣化版にならないで済む要素が残されている可能性があるということでもあります。

 

 上記のような屁理屈を差し置いても負けた悔しい勝ちたいという気持ち、取り組み方への後悔の気持ちが強いのでもう少しHSをやってみようと思います。

 1年目、2年目で区切ると5月はキリが悪いので2018年度チャンピオンシップシーズンの終了まで(今年と同じなら来年の8月まで)は続けるつもりでやっていこうと思います。

リザードのヤバいやらかしや、急な方針変更などがなければ。

 

とりあえず夏季シーズンはこれまでと同様に取り組み、その結果を受けて新しい目標等を考えていこうと思います。

 

長々と書きましたが、今後とも宜しくお願い致します。